「失われた植民地」「英語で:The Lost Colony

http://www.thelostcolony.org/index.htm

 

歴史/ストーリー スケジュール/料金

 

歴史/ストーリー

http://ja.wikipedia.org/wiki/ロアノーク植民地

1587年、ローリーは新たに117人の植民者遠征隊を派遣した。この隊を指揮したのはジョン・ホワイトであり、芸術家でローリーの友人、かつロアノーク島への先の遠征にも同行していた。

開拓者集団は1587722日にロアノーク島に上陸した。818日、ホワイトの娘エレノアがアメリカ大陸では初となるイギリス人の赤ん坊バージニア・デアを出産した。

近辺に住むインディアンの部族は頻繁に居留地を攻撃しました。植民者達はラルフ・レーンが隊長を務めていたときに起こった事を知って、自分たちの生命が脅かされていることを恐れ、ホワイト知事にイギリスに戻って植民地の事情を説明し援助を求めるよう説得した。ホワイトがイギリスに向けて出発したとき、植民地には115人の男女植民者が残った。この中には生まれたばかりのバージニア・デアも含まれていた。

救援隊の計画が立てられたが、冬季に船を出すことを船長が拒んだために遅れた。さらにスペインの無敵艦隊が来たことで、イギリスのあらゆる戦闘可能な船舶が駆り出されたために、ホワイトにはロアノーク島に戻ることができるような船舶がなくなった。しかし、ホワイトは防衛のためには不要と考えられる小さな船2隻を何とか誂え、1588年春にロアノーク島に向けて出航した。このときの航海は人為的な事情でうまくいかなかった。2隻の船は小さくその船長たちは貪欲だった。彼らはその航海の収益を良くするために行きがけに幾隻かのスペイン船を捕獲しようとしたが、逆に彼らが捉えられて積荷が失われた。植民地に運ぶもののなくなった船長たちはイギリスに戻った。

スペインとの戦争が続いていた(英西戦争 (1585))ために、ホワイトはその後3年間補給の試みを始めることができなかった。最後に私掠船の遠征隊に乗って、カリブ海からの帰り道にロアノーク島沖に立ち寄る約束を取り付けた。ホワイトはその孫娘の3才の誕生日である1590818日にロアノーク島に上陸したが、開拓地は荒廃していた。その隊員たちも男90人、女17人、子供11人の植民者達の形跡を見つけられず、戦闘が行われたような兆候も無かった。

数少ない手がかりといえば、砦の柱に彫られた「クロアトアン(CROATOAN)」という言葉と、近くの木に彫り付けられた「クロ(CRO)」という言葉だった。家屋や防御工作物は全て解体されていたので、出発が急いで行われたのではないことを示していた。ホワイトは3年前に出発するとき、何かことが起こった場合、近くの木にマルタ十字を彫るよう指示していた。それは植民者達の出発が強制されたものであることを意味していた。十字架が彫られていなかったので、ホワイトは植民者達がクロアトアン島に移動したことを意味していると解釈したが、探索は続けられなかった。猛烈な嵐が襲い、隊員はそれ以上の探索を拒んだ。翌日、彼らはその地を離れた。

 

 

「失われた植民地」とその運命、特に赤ん坊のバージニア・デアの運命は、アメリカの大衆文化の中に少なからぬ影響を与えた。多くの著書や記事(学術的なものからありそうにないロマンスまで)がこれを主題に書かれてきており、多くの場所がロアノーク、ローリーあるいはデアと名付けられてきた。

  

ピュリッツァー賞受賞脚本家のポール・グリーンは、バージニア・デアの生誕350周年にあたる1937年に『The Lost Colony』を著した。これは音楽、ダンスと演技を組合せ、不幸に終わったロアノーク植民地での想像上のできごとを物語る壮大なドラマになっている。ロアノーク島のローリー砦国定歴史史跡にある海岸添いにある劇場で演じられ、第二次世界大戦時の中断はあったものの、ほぼ毎年夏に公演されている。

   

この劇に出演して後に有名になった者としては、アンディ・グリフィス(ウォルター・ローリー役)、ウィリアム・アイビー・ロング、クリス・エリオット、テレンス・マンおよび「ザ・デイリー・ショー」の記者ダン・バックダールがい ます。

 

 

2011年のスケジュール:

5月27日から8月20日まで、月曜日から土曜日まで、毎日午後8時半に演じられます。

毎晩、7時半に舞台裏を見て回れます。1時間ぐらいかかります。ティケット要、50人しか見て回れないので、はやく買うことをおすすめします。

    料金:$7

 

料金:下段(ステージに近い)、$24;上段、$20

    http://www.thelostcolony.org/Tickets.htm

 

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